男の隠れ家 我楽多亭

オーディオ、音楽の趣味の数々を楽しんでいま~す。

ソフト編35【松田聖子誕生秘話!】NO.309

2週間のご無沙汰で~す。


◆◆◆◆ ◆  ◆ 14年勤めた職場とお別れ! ◆  ◆ ◆◆◆◆

コロちゃん(我楽多亭オーナー)は、61歳で退職、失業保険をもらわずに、
退職した翌月から、家電メーカーのS社サービス部門に勤める。
最初の勤務地は世田谷区桜新町、ここで5年勤め、拠点の統廃合で大田区北糀谷に
移りここで9年、この10月でついに勤務終了。トータル14年勤めあげた。
一抹の寂しさがある!。

【写真①】は、勤務地北糀谷・呑川沿いの風景

引き続き、家電メーカーP社サービス部門に定年77歳まで3年間勤務予定

だす。


◆◆◆◆ ◆  ◆ 松田聖子の誕生秘話! ◆  ◆ ◆◆◆◆

16歳になった蒲池法子(ガマチノリコ)後の松田聖子の誕生秘話の本を読む。
【写真②】

1978年松田聖子が、集英社主催のミスセブンティーンコンテスト・九州大会で
優勝したが、家族の猛反対で東京の決勝大会を辞退。
共同主催のCBSソニーのプロヂューサーだった若松宗雄氏が、松田聖子の歌った
録音カセットを聴き、松田聖子を誕生させたエッセー集なり。必読だす。

【写真③手前】は、最初のビックヒット《青い珊瑚礁》、この3枚を所蔵。

 

 

◆◆◆◆  ◆ ブログ再掲載【男の隠れ家 我楽多亭NO.8】 ◆  ◆◆◆◆◆

投稿日:2012年 4月 15日(日)

【スピーカー編④ NO.8】

1週間のご無沙汰で~す。

ブログ管理人のJAZZ・AUDIO日記Ⅲ 〔77〕音飛びのトラブル発生を拝読。
PCオーディオで再生中に音が「ブツ!」と飛ぶという現象。
管理人はパソコンのプロだからすぐ解決。

読者からコロちゃん(亭長の愛称)に質問を頂く。
PCオーディオ、NETオーディオはしてないのか?やる予定は?
オーディオSHOPに行くとデモをしていて、快適な操作、音もいいが・・・
答えは、「やりません!」というか「やれません!」です。
まったくのアナログ人間で無理。
パソコンを指導してくれるコンパニオンが24時間そばにいる環境ができたら

やります。
(事務局コメント:あり得ない話だ!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて 本題に入ります。
JBL特集第2弾!『L88Plus/プラス』
【写真④】

サランネットを付けると当時として斬新です。
【写真⑤】

但しサランネットは材質がポリウレタンで日本みたいに湿気が多い国では、
経年変化でボロボロになり、前回スピーカ編③でご紹介した『L100Century/センチュリー』同様日本で現存していないはずです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原型は『L88Nova/ノバ』です。
倒産した英会話教室を思い出す商品名ですね。

『L100Century/センチュリー』の前年1970年に発売。
デザインは斬新です。当時ユニークだとの声もありました。
オーソドックスなデザインを求めたい人には、

『L88-1Cortina/コルテナ』も同時発売。
でも圧倒的にノバが売れたようです。

当時標準価格はペアで212,200円。
ユニット構成はウーハー(低音用)が30㎝口径123A-1、マグネットは

アルニコ。
ツィター(高音用)はLE25-1、マグネットはフェライト
2WAY構成です。
このサランネットは布織なので、中古市場では付いた状態で見かけます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして『L88Plus/プラス』は、『L88Nova/ノバ』の後継機種で、
1973年発売。標準価格はペアで252,000円とノバと比べ価格アップ。
ユニットは同一です。
一方サランネットをポリウレタンにして、コストダウンを図ったと思われます。
サランネットの色が、カラフルなオレンジ、ブルー、ブラウンから部屋の装飾に
合わせて選べる利点もありました。
当時の日本のメーカーでは、真似できないデザインですね。

予算の関係で最初は2WAYで聴き、
後から3WAYにしたい時M12Expander Kit(ペアで63,600円)を
購入すれば、
中身はスコーカー(中音用)LE5-2(マグネットはアルニコ)と、
デバイデングネットワークが付属して、簡単に
『L100Century/センチュリー』と同等の3WAYに変身できます。

納入経過:・2004年3月近くのハードオフでウーハーなし、M12付き、
      サランネットなしで格安の1万5千円でゲット。
     ・ウーハーはyahooオークションで4月に落札し、システム完成。

さて音の評価ですが、
小生の尊敬する メーカーに左右されない超辛口のオーディオ評論家、
故瀬川冬樹先生の音評

『L88Nova/ノバ』
    ・中低音の質の良さは抜群、本物の重低音は大型システムに負けない。
   難はツィターの広域のレンジがやや不足。
   総体的には実にまとまっており、同時期のブクシェルフタイプ海外、

   国内製品を圧倒。
   *STEREO SOUND16号(1970年発刊)

『L88Plus/プラス』
  ・ノバを継承 充分な量感がある。ツィターが改善されてて、よくこなれた

   滑らかな音。
   クラシックの弦楽奏も充分こなせる。
   スコーカーを加えない(M12を付けない)、2WAYの方がトータル
   バランス
がよい。
   *STEREO SOUND29号(1974年発刊)

小生の音評
『L88Plus/プラスでM12を付け3WAY化』
 ・センチュリーは3WAYとして、完成度を高めたデバイデングネットワークが
  装着。

  対してプラスは、ユニット構成はまったく同じであるが、
  センチュリーと比べて音が荒い、もともと2WAYを意図して作られている。
  3WAYにするためのオプションのデバイデングネットワークに課題が在ると
  思われる。
  一方JAZZを聴くには、荒々しい音に魅力があり、JBL本来の音づくりと
  言い切れる? 今聴きほれています。

【写真⑥】の説明:

  上 :『L88Nova/ノバ』  *山水電気1973年のカタログより
  中央:『L88Nova/ノバ』『L88-1Cortina/コルテナ』
                    *山水電気1970年(推定)のカタログより
  下 :『L88Plus/プラス』 *山水電気1974年のカタログより

次回は4312Mを取り上げ、4311、4312を紐解きます。