男の隠れ家 我楽多亭

オーディオ、音楽の趣味の数々を楽しんでいま~す。

雑文177【地方にも熱烈なジャズ・ファンがいた!】NO.334

1週間のご無沙汰で~す。


◆◆◆◆ ◆  ◆ 地方でも熱烈なジャズ・ファンがいた! ◆  ◆ ◆◆◆◆

10年前、ディスクユニオンでジャズ本《アイ・ラブ・ジャズNO.1》を見つけ、
購入。
裏面に連絡先が掲載されていたので、連絡。《アイ・ラブ・ジャズNO.2・3・4》を
購入。【写真①②】

好きなジャズを、文章にまとめ、本にするのはむずかしい。

執筆者は、静岡県にお住まいの横山一雄さん。
電話で定期的にお話しする。年賀状のやり取りも欠かさず行う。

横山さんは、熱烈な映画ファンでもある。その静岡の仲間が、300ページの
映画本を出版。内容もすばらしい!。【写真③】

横山さんは、3年前に死去。ご冥福を祈ります。

 

◆◆◆◆ ◆◆ ブログ再掲載【男の隠れ家 我楽多亭NO.33】◆◆ ◆◆◆◆

 投稿日:2012年12月 2日(日)

【スピーカー編⑬ NO.33】

1週間のご無沙汰で~す。

先日 ちょっと大きめの地震がありましたね。
地震があった時 仕事の真っ最中、真っ先に「男の隠れ家 我楽多亭」がどうなっているか心配でした。
でもそういう素振りも見せず、奥方に安否(大袈裟な!)の電話をしました。3.11の時も同様。この順番を間違えると、家庭崩壊につながります。
2日後に恐る恐る隠れ家に行きチェック。1階のオーディオシステムは微動だにしていませんでした。
通巻3号でご紹介しました「男の隠れ家 我楽多亭 紹介③」の屋根裏部屋【写真中段】を覗くと、重ねていたCD100枚ぐらいが滑り落ちて散乱していました。でもケースは破損していませんでした。
                                      ホ!

3.11の時は 創刊号(通巻1号)「お初にお目にかかります」の【写真上段】の手前の縦に数段積んでいた小型スピーカーが倒壊していました。でも悪運が強いのか、側面の擦り傷程度でした。

コロちゃん(我楽多亭亭長)はもともとオーディオ機器を売るつもりがありませんので、アバタもエクボと思っております。血液型ダブルO型なので、「ま ええか」と極楽トンボだす。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて所有しているJBLスピーカー 9本目のご紹介です。
1965年にJBL民生用スピーカーとしてエポックメーキングとなる「ランサー101」の発売です。
山水電気カタログ1973年11月1日発行)【写真④上】

エンクロージャーのフロントグリルはハンドメイド組格子、天板には大理石を用い共振を抑えています。
音は豪快で、ハギレがよく、低音もしっかり伸びて、JBLマニア垂涎のスピーカーと言えます。
定価はペアで438,600円。当時の大卒入社の1年分の年収相等。まさに高嶺の花でした。現在でも中古市場では程度が良ければ、50~60万円もします。

寸法:62.0H×44.0w×31.0D  容量55リットル(推定) 重さ39.0Kg(ユニット含む)

使用ユニットを紹介します。
ウーハー:LE-14A。優雅な白色の特殊コーン、口径は35.5cmですが、38cmと同様の大型アルニコマグネットを使用、小型のエンクロージャーでも豊かな低音を再生します。このシステムのために開発したユニットです。


中低音:LE175DLH。単品として1952発売。形状から蜂の巣の愛称。

ホーン型でストレートで濁りのない中音・高音を再生。JBL初期の設計でJBLオリジナルトーンを味わえる一品です。

ネットワーク:LX10。クロスオーバー1500HZ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてコロちゃんは、当時JBLの総代理店だった山水電気が発売したエンクロージャーEC-20山水電気1978年4月1日発行)【写真④下】
にウーハーLE14Aを取り付けました。【写真⑤】

このエンクロージャーにはバッフルアダプタも付属しており、口径は35.5cmだけでなく、25cm、30cmウーハーも取り付けられます。

通巻7号「スピーカー編③」【写真⑤】のD-123はいつでも取り付けられるようにバッフルアダプタを装着しております。
エンクロージャー寸法:78.0H×50.0w×38.0D  容量115リットル
 重さ29.0Kg(ユニット含まず)、43,3Kg(ユニット含む)

中高音のLE175DLHとネットワークLX10はエンクロージャーの上に置いています。【写真⑥】

購入経過:エンクロージャーEC-20 1993年 オーディオユニオンで購入。
     ウーハーLE14A 2002年 YAHOOオークションで購入。
     ツイターLE175DLH 1993年 オーディオユニオンで購入。
     ネットワークLX10 1993年 ウエスタンラボで購入。
     フルレンジスピーカD-123 1993年 オーディオユニオンで購入。           

     D-123はペアで24千円と安価でした。

 

肝心の音ですが、当然オリジナル「ランサー101」と同様 豪快で、ハギレがよく、低音はエンクロージャーの容量が115リットルもあり、(ランサー101の倍の容量)、一層豊かな重低音を再生します。JBLオリジナルの音を堪能しております。